そこにうるおい、そしてやすらぎ

植物の話

苔むす

江戸時代までは「木毛」とか「小毛」と書いて「コケ」と読んでいたそうです。
長い時間をまとった深緑の苔は、とっても風情があります。

昔から長く続ける事を「苔むすまで」と言いますが…
「転石 ( てんせき )苔むさず」ということわざもあります。こちらには二つの意味があって
“ 腰を落ち着けて長く努力しないと結果は出ない ”
“ 常に動き続ける人は古びない ”
後者のような生き方をしたいものです。

庭の苔むした寿老人。袋の中身は不老長寿の桃だそうです。

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