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植物の話

とても身近な春の花『ヒラドツツジ』

暖かい日と肌寒い日を繰り返しながらも、ようやく春らしい陽気が続くようになってきました。咲き誇っていた桜が元気な新芽を育てるこの頃、葉桜の下では元気なツツジの花が咲き始めます。

平戸つつじ(ヒラドツツジ)はツツジの品種の中でも特に一般的な品種です。一般的にツツジと言えばこのヒラドツツジでしょう。他のツツジに比べて寒いところは苦手ですが、とても丈夫で大気汚染にも強く、春には大輪の花を咲かせるため、道路脇の歩道や公園など、様々なところで花を見る事が出来ます。

色は赤、白、薄桃色など様々です。薄桃色の花の写真は『曙(あけぼの)』という品種で、白覆輪の大輪種です。白い花の写真は『白妙(しろたえ)』という品種。他にも、ヒラドツツジの中でも特に耐寒性に優れた品種『大紫(おおむらさき)』を始め、『千重大紫(せんえおおむらさき)』『舞姿(まいすがた)』など、約300種類もの品種があります。

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